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      切除前の癌の塊。  長径 約12mm 98年7月23日撮影
 

切除(7月30日)後の写真へ

 

 

切除後の胃壁。(マウスを写真の上へ)

白い部分が切り取った跡

人工的な胃潰瘍状態になっている。

98年8月6日撮影

   目次へ


 

1.発見までの経緯

2.入院に当たって

    2-1.心理状態

    2-2.入院に必要なもの

    2-3.経費

    2-4.高額医療費還付&確定申告

    2-5.疾病保険、ガン保険について

    2-6.個室と大部屋

3.胃癌に関する知識

    3-1.癌はDNAの異常によるもの

    3-2.高分化型腺癌と低分化型腺癌

     3-3.早期癌と進行癌

    3-4.治療法

    3-5.インターネットで調べる

    3-6.ヘリコバクターピロリ菌の最新情報2000年9月

4.入院して受けた検査の数々

    4-1.胸部・腹部レントゲン・採血・採尿・採便・心電図

    4-2.胃カメラ

    4-3.超音波内視鏡

    4-4.心臓超音波検査

    4-5.大腸X線検査

5.インフォームドコンセント

6.EMR(内視鏡による病変部除去手術)について

7.入院生活(スケジュール・看護婦・TV・食事・浴室・トイレ・売店など)

8.手術前日から退院までの記録

9.確定診断書

10.退院1年後の状況


1.発見までの経緯

    1−1.検診
    1−2.精密検査
    1−3.検査結果宣告

1−1.検診
 6月1日、今年から12級以上のロートル管理職は年2回の健康診断を受けること
になったので、どうせ受けるなら早く受けようと誕生日でもあるこの日を選んだ。
(前回は97年10月4日)
腰が痛い、肩が凝るという症状はあったがそれ以外はまったく平常で、これまで指
摘されている高脂血症と去年からのPSA高値はしょうがないかなというくらいの
気持ちで面接を受けた。
一通りの説明が終わり、例年通りだなと思った矢先「吉田さんこのレントゲンを見
て下さい」「えっ」ちらりと見る。
「もっと良く見て下さい。この部分にポリープがあります。」
なるほどかなりはっきりと丸い土塁みたいな映像が映っている。
「この大きさではそれほど心配する必要はないかもしれませんが精密検査が必要です
ので予約して下さい。」

やれやれまた精密検査か(去年はPSA高値で精検)どうせたいしたことはないだろ
うと思いつつ6月12日に胃カメラを飲むことにした。



1−2.精密検査 6月12日、内視鏡センター

喉の麻酔薬を3分間口に含み、胃の蠕動を押さえる注射(ブスコパン)をして診察台へ。 左手を下にして横向きに横たわる。 マウスピースをくわえさせられた時、緊張のためか吐き気がする。 深呼吸してカメラを飲み込む。カメラを操作している人が教官で、私の後ろに二人生徒 がいる。 目の前にTVが置いてあるので胃カメラの映像がよく見える。 はじめて見る自分の体の中は想像以上にきれいだ。ピンクがかった肌色でとても健康的な 色だ。「俺の腹の中はきれいなものだ」と思っているうちに教官先生「こうやればズーム」 「こうやれば右に」「十二指腸へは・・」などと講義が始まった。 仕方がないので画像を見ていたが、少ししてやっと目的のポリープの映像が出た。やや白 っぽい芋虫状の突起のように見えた。 カメラを接近させるとやたら大きく見え、少し引くとかなり小さく見える。組織をつまむ 箝子を出して、それで大きさが分かると言っていた。 ともあれ講義を受けつつ3個所から組織を取った。 電気の配管へ電線を挿入するような感じで、カメラへ箝子を挿入して「パンチ」と言うたび に軽いショックを受け、画像に赤い血液のしみが広がるのが見える。 この日はこれでお終い。 「6月30日に結果が出ます」と言われ、「遅いじゃないか」と思いつつ帰宅した。癌かも しれないという気持ちがよぎったが、気にしても何もできることはない。自覚症状は何も ないし癌と言われるまでは気にしないことにした。

1−3.検査結果宣告 6月30日 予約表を見ると「午後2時、特殊内科外来」とある。時間も診療科名もあまり良い感じで はない。 診察室に呼ばれると、年齢不詳の女医さんだった。 ロール状になったフィルムの画像を見ながら説明が始まった。 「少し胃が荒れていますね」などという説明しか記憶に残っていないがあまり理解できない 説明が続いた後、「結局何ですか」・・・・・・ 「癌のようです」・・・・・・「サンプルが少ないので断定できませんが、放っておくと必ず癌に なります」、「すぐ入院の手続きを取って 下さい」 その後も色々説明があったようだが何を聞いたのか記憶していない。 入退院係へ行き、書類を受け取る。相手は必ずこの病院へ入院すると決め付けている。そ れに差額ベッドなんか鼻から無理(当然ではあるが)と考えているようだ。取り敢えず手続 きを済ませ、自宅へ車を走らせている間「事故を起こしてはいけない」と言い聞かせつつ運 転した。 冗談じゃないやという気持ちはあったが落胆するという感じではなかった。それに癌です といわれた時そうですかと言ったが、考えてみると何も分かっていない自分に気づいた。 さっそく本屋へ行き「ガンとはどういう病気か」、「がんと人間」という2冊の本を購入した。 夜、内科医の義兄へ電話、「たいしたことはないだろう」と言われる一方、義兄から色々 聞かれてもはっきりしたことが分からないことが多いことを痛感した。 7月3日   この病院へ入院することに決め、保証人の判子ももらって入退院係へ行った。書類は 入院時で良いと言うことで返されたが、前回の診断結果がよく理解できないので話を聞き たいと申し入れたところ、前回とは違う先生が時間外にもかかわらず対応してくれた。   内科医である義兄に分かるような書類が欲しいと言うと診断書を作ってくれた。 (これで3000円)


診断書

氏名                       日生

住所

病名 Gastric Ca(Ua)疑

付記  健診のUGISにて異常を指摘されたため、H10.6.12 GF施行。Angle前壁に 10×7mm大のイモ虫状の隆起(肉眼的には、Ua・深達度m)を認め、生検では「Gro up4」であったが高分化型腺癌の可能性も高く治療目的にて入院予約された。

入院後治療方針決定する予定ですがEMRも可能と思われます。

98年7月3日

医師 ○○○○


  この診断書を見ると専門用語が多く、中々理解できない。本屋へ行って看護婦用の専門書 「消化器癌」副題(最新の治療と看護のポイント)を購入。

この診断書で分かったこと。

  1. 早期癌であること。(断定していないが)→Ua
  2. 癌は一番表層である粘膜層に留まっている可能性が高いこと。  →深達度m
  3. 高分化型で、癌としては悪性度が低いものである可能性が高いこと。
  4. 内視鏡による切除ができそうなこと。→EMRも可能

おまけ 胃癌はGastric CancerでStomach Cancerとは言わないこと。

その他 購入した一般書、専門書で分かったこと→3.胃癌に関する知識

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