98年8月20日 目次へ    癌とのお付き合い
5.インフォームドコンセント
6.EMR(内視鏡による病変部除去手術)について

5.インフォームドコンセント

  前日の夕方、翌日の内視鏡的胃粘膜切除術についてのインフォームドコンセント があった。手術内容について図解しながら説明があったが、本 で読んだものと変わらない。(6.EMRを参照)   危険性について    @癌巣内部に大きな血管がある場合はかなり出血する事がある。    AEMR(内視鏡的粘膜切除)の際、胃穿孔の恐れがある。 →腹膜炎 を併発 ・切除した後は人工的な潰瘍を形成する。→胃潰瘍の治療が必要     ・切除片を検査し、リンパ節などに癌細胞がある場合は再度胃切除手術が必要 となる。   (その場合、本で読んだ知識によれば幽門側胃切除ということになると思われる。) 6.EMR(Endoscopic Mucosal Resection)について 内視鏡的胃粘膜切除術とは、胃の病変部を生理的食塩水を注入して盛り上がらせ、そこ にスネアワイヤー(ループ状のワイヤー)をかけ高周波電流を通電して焼き切り、病変部 を回収する手術で胃の切除手術に比べ、胃の機能が温存される上に痛みも殆どなく回復 も早いという優れた方法である。 この方法を適用できるケースはガンが粘膜層に留まっており、転移をしていない段階だ けである。 従って早期発見が絶対必要である。 手術のあとは人工的胃潰瘍状態となるので胃潰瘍に対する治療と同じ治療になる。 私の場合、手術後4日間は絶食で、点滴で栄養を補給し、その後重湯から始まる[EM R後食]という有り難くない食事を退院する日まで摂ることになった。 スプーンだけで食べられるものばかりで腹は減るし、早くお箸を使った食事にして欲し いと切実に思った。         EMRの方法    図の赤い部分が病変部実線が粘膜緑の部分が筋肉               の層


病変部の周囲より生理的食塩水を注入し、病変部 を持ち上げる。
 病変部にスネアをかける
 スネアを絞り高周波で焼き切る。
 病変部を回収する。


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