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最終更新日:9:30 99/01/21
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**方針展開への応用**
  フォローしなくても良い仕組を作る

T.方針展開の問題点
   1.イベントをやらないと活動が分からない
   2.他のグループは何をやっているの?
   3.プロセスと結果の評価

U.イントラネットを活かした展開フォローとは



実 例 1. 
トップの意図の徹底とブレークダウン

実 例 2. 上位方針と計画とのつながり

実 例 3. 他部署の活動の横にらみ

1.イベントをやらないと活動が分からない

  私が勤務している会社では相当前からTQCを導入し方針(放心)管理を行っている。
  毎年社長の方針が出され、それぞれの部署で計画を立て実行すると言うのが建前になっ
  ている。
  私の仕事の一つは、この計画がきちんと実行されているかをフォローするため、各種の
  イベントを企画したり、定期的に報告を求めたりすることである。
  この仕事は皆さんにあまり喜ばれる代物ではなく、時には「フォローが悪いからやらな
  いのだ」とやらない部署より怒られることもある変な役回りのところである。
  
  さてそこでイベントをやってフォローする訳ですが
  フォローされる側の対応の仕方は概ね次のようなものです。
   @イベント間際にあわててやっつけ、体裁を取り繕う。(効果などは二の次です)
   Aイベント用の資料を徹夜をいとわず入念に作る。(資料を作ることが重要なのです) 
  もちろん、まともにやっている所もあるのですが、@が最も多く、Aだって相当なもの
  です。

2.他のグループは何をやっているの?

  さて、社長の方針が出され、各部署は思い思いに計画を作ります。部門横断的なテーマ
  の場合は関連部署との調整を当然行います。
  しかし、同じ課題でもその部署でクローズドシステムとしてやれるものは、殆どの場合
  他部署の計画とは無関係に立案され、実行されます。
  その結果、全体として見ると、対策が重複していたり他の部署では既に経験したことで
  もまた試行錯誤すると言った非効率的なことをやっています。
  今までの紙ベースの仕組では他部署の計画がわかるのは、全て計画が出来上がった時点
  であり、同じような計画でも探すことも手間がかかるため、他部署の知恵や資産を生か
  すことはかなり困難でした。

3.プロセスと結果の評価
  また、紙ベースの仕組では実行途中の状態の把握は何かイベントを行うか、特別に指示   をしないと中々分からないのが実状です。   結果についても、期末などに発表会などで「やりました。でも結果は×です」等という   報告を聞き、その期はお終いということになります。   結果報告を聞くだけで疲れ果て、計画のどこが良く、どこが悪かったか、次期にどうつ   なげるかといった本来やらなければならないことに使うエネルギーは残っていません。   要するに、イベントでフォローをすることは、発表する側も、聞く側も大変なエネルギ   ーを消費する割には効率の悪いものなのです。   全くイベントをやらないで済ますことはできませんが、アクションがあった時にすぐに   見ることができる仕組が一番良いに決まっています。

U.イントラネットを活かした展開フォローとは
  さて、以上のような問題点を解決するための手段として、どのようにイントラネットを   利用すれば良いのか、色々考えたのが次のような仕組です。   ポイントとしては   1)社長の課題認識を背景や意図を含め、わかりやすく誤解のないように伝える。   2)社長の課題認識を受けた機能担当役員や部門長が、自部門の課題として自分の言葉     で部下へブレークダウンする。 実例 1   3)これを受けた計画立案者が具体的な実行計画を立て、ネット上に公開する。   4)計画は、上位方針や詳細計画とリンクが貼られており、必要であれば生データや、     成果物までドリルダウンできる。 実例 2   5)課題毎に他部門がどのような計画を立てているのか横にらみできるようにする。     実例 3   6)実施担当者はアクション実行時、マイルストーンで状況をネット上に公開する。   といったことが上げられます。  《言葉の定義》     A表:機能担当役員、本部長、事業所長クラスが立案した計画を記載した表     B表:部長クラスが立案した計画を記載した表     C表:課長、実務担当者が立案した計画を記載した表